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ドラマ アーカイブ

2008年02月23日

視聴率の重要性

娯楽の一種として、テレビ番組は人々にとって欠かせない存在です。
放送局や番組数も年々増えてきており、内容もどんどん変わってきています。

テレビ番組に携わっている人たちは、視聴者に飽きられないような番組づくりを軸に、日々、より良い番組制作を追求しています。

視聴者に飽きられない番組づくりとして最も参考になるものというと、視聴率が挙げられるでしょう。

ビデオリサーチで行われている視聴率の統計は、テレビ局関係者だけではなく、一般人にとっても大変興味深いものがあります。

視聴率が高いと、多くの人が観ている番組、人気のある番組として位置づけされます。
また、視聴率によって、どんな番組が好まれるのかという傾向も分かるため、その後の番組制作にも大きな影響をもたらすものともいえます。

視聴率は、全家庭で統計を行っているわけではありません。
ビデオリサーチのモニターとなっている家庭からしか、統計を取ることができないのです。

しかし、統計に偏りのないよう、年齢や世帯の人数などからバランスよく取るようにしています。

各番組は放送終了日があらかじめ決まっているものが多いのですが、あまりにも視聴率が低い状態が続いた場合は、予定していた放送終了日を待たずに、即座に放送を終了させてしまうこともあります。
視聴率は、テレビ番組にとって放送を左右するほど、重要性の高いものだといえるのです。

ヒットドラマ

視聴率に最もこだわりがある番組というと、ドラマ枠が多いように思われます。
現に、ドラマの初回視聴率はニュースで採り上げられるほど、毎回、注目されています。

ドラマの全盛期は、1990年代になるでしょう。
「トレンディードラマ」という流行語も生まれるほど、当時、多くの人々はドラマに没頭していました。

まだ、それほどビデオ録画も浸透していなかったことも、高視聴率を生んだ理由となっているようです。
OLやサラリーマンはリアルタイムでドラマを観るために、残業をせずに急いで帰宅していました。

「W浅野」と呼ばれた女優の浅野温子さん、浅野ゆう子さんが出演するドラマは、すべてヒットしました。

脚本家の野島伸司氏の名が広まることになった「ひとつ屋根の下」には、現在活躍されている福山雅治さんや、江口洋介さんが出演されていたことは、多くの人が知っていることでしょう。

ヒットドラマが続出していた頃の視聴率というと、30%越えがほとんどです。
低い回でも20%後半でした。

しかし、現在は15%越えただけでもヒット、といわれる時代です。
20%を超えたら大ヒットとされ、続編や映画化の話が生まれてきます。

この何年か、30%を越えるようなドラマは存在していません。

かろうじて20%を超えるドラマというと、原作がマンガという作品が多くなっています。
人気マンガの読者たちを取り込むことでドラマの視聴率を高めることになるのですが、90年代のような、脚本家が独自に書いたヒットドラマを観てみたい、という人も多いことでしょう。

脇役の存在

キャスティング次第ではそのドラマを観ない、という人もいますので、高視聴率ドラマを作るためにはキャスト選びも重要といえます。

だいたい主演に選ばれるのは、その時に人気のある人です。
この場合、残念ながら演技力を評価されての起用、ということはあまりないようです。

それから、ヒロイン役なども人気のある人をキャスティングします。
ファンの人は必ずドラマを観ることでしょう。

そして、重要なのは脇役選びです。
脇役にはベテラン俳優と新人俳優などを選ぶことが多いようです。
たとえ主演が大根役者だとしても、ベテラン俳優によってドラマが引き締まりますし、これからブレイクしそうな新人俳優を登用することで、注目度も高まります。

脇役の良いところは、何と言っても息の長いところです。
一度でも主演を演じたことのある人は、次も主演として起用されるようになります。
ところが、そう長い間、主演でいられるほど芸能界は甘くありません。
その点、脇役しか演じていない人の方が、長い期間、俳優として芸能界に生き残れるようなところがあります。
例えば、内藤剛志さんや谷原章介さんは、何クールも連続で脇役を演じ続けたことで有名です。
また、大杉蓮さんも、映画界では、たくさんの作品に脇役として出演されています。

隠れた脇役にこそ、ドラマヒットの鍵が詰まっているものなのかもしれません。

活躍の場を広げる

1年前、主役として連続ドラマに出演されていた俳優が、今年は一度もドラマで観ていない、ということがあります。
芸人のように1年で消えてしまったのか、というのではなく、実は舞台俳優となっていたということもあります。

例えば、主役級を張った人は、そのまま主演としてテレビドラマに続投していく場合と、演技力を付けるために舞台俳優へ転身する場合などに分かれます。
これは、アイドルとしてデビューした人に多いパターンです。
アイドル性からドラマの主演に抜擢されたものの、いつしか年齢を重ね、アイドルとして活躍するには限界が出てきた頃に選択されるようです。
舞台俳優へ転身し、そこで演技力を身に付け、俳優としてテレビドラマに帰ってくる人も多くなっています。

内田有紀さんは、まさにその典型です。
アイドル歌手としてデビューし、数々のヒット曲を生み出しましたが、いつしか歌手としての内田有紀さんを見ることはなくなってしまいました。

内田さんは舞台経験を積んだ後、「北の国から」のテレビドラマで女優として開花しています。
その後、たくさんの映画やドラマにも出演され、主役級ではなくても、女優として順調な生活を送っているように思えます。

逆に、舞台役者からテレビドラマへ移ってくる人の数も、年々、多くなっています。
この場合、劇団員出身者が多く、演技力は最初から飛び抜けていますので、すぐに名脇役としてテレビドラマヒットへの即戦力となっています。

NHK朝ドラ

昔から、高視聴率のテレビドラマは、NHKの大河ドラマと連続テレビ小説が一位、二位を独占しています。

特に、NHKの朝ドラ(連続テレビ小説)に主演すると必ず大女優になる、といわれるほど、新人女優にとって朝ドラの影響力はかなり大きいようです。

NHKの朝ドラは、新人女優や、あまり大成していない若い女優がオーディションを受けることが多くなっています。
その倍率は高く、難関を突破した人は強運の持ち主ともいえるでしょう。

また、朝ドラは1年間の連続ドラマなので視聴者にも長い期間、観てもらえることになります。
さまざまな年齢層に、その名を知ってもらえることにもなるのです。

NHKの朝ドラに主演された女優で現在も活躍されている人というと、山口智子さん、松嶋菜々子さん、竹内結子さん、国仲涼子さんなどが有名です。

そして、「純情きらり」でNHK朝ドラの主演を務めた宮崎あおいさんは、CMや映画などにも引っ張りだこの大人気女優となりました。
私生活も充実されているようで2007年に結婚、そして、2008年1月からは大河ドラマ「篤姫」の主演を務めています。

このように、主演された女優も大成し、注目度も高い朝ドラなのですが、この何年かの視聴率は、いまいち伸び率が良くありません。

2008年4月から放送予定の「瞳」では、モデル出身の栄倉奈々さんが主演されることになっています。
ここで、ティーンにも大人気の栄倉さんが、どの程度盛り返しをはかるか、注目が集まっています。

また、元祖癒し系タレントの飯島直子さんが栄倉さんの母親役で出演されることも、放送前から話題です。

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