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バラエティー アーカイブ

2008年02月23日

ゴールデンへの進出

以前は、高視聴率番組というとテレビドラマが挙げられましたが、最近は、テレビドラマよりもバラエティー番組の方が、高い視聴率をマークしています。

バラエティー番組の放送時間は各局さまざまです。
だいたい、夜7時(ゴールデンタイム)?深夜に放送されることが多いようです。

夜7時台には家族で観られるようなクイズ番組が多く、深夜には、ちょっと大人向けのきわどい発言も許されるようなお笑い番組が多くなっています。

クイズ番組は、いつの時代でも高視聴率が取れます。
ここ最近、脳を活性化させるゲームなどが流行したことも手伝って、クイズ番組は15%?20%台の視聴率を維持しています。

それから、出演する芸能人の意外な一面を見られることもあり、クイズ番組からブレイクする俳優やタレントも続出しています。
例を挙げると、「クイズヘキサゴン2」からは上地雄輔さん、「ネプリーグ」からは西川史子さんなどです。

しかし、クイズ番組といえども、高視聴率を維持するのは大変です。
大人気だった「クイズミリオネア」はマンネリ化が原因で視聴率が低下し、スペシャル番組として放送することへと格下になってしまいました。

ビデオリサーチの視聴率ランキングを見ると、バラエティー部門の上位にはゴールデン枠で放送されている番組がほとんどです。

そのため、ゴールデンで番組を持つこと(出演すること)を目標にしている芸能人も少なくありません。

現に、深夜番組でも視聴率が好調の場合、ゴールデンに進出することができます。
日本テレビの「ザ!鉄腕!ダッシュ!!」や、フジテレビの「はねるのトびら」も、以前は深夜に放送していた番組なのです。

お笑い界の登竜門

バラエティー番組に欠かせない人といえば、お笑い芸人です。
お笑い芸人は、今や、バラエティー番組にとどまらず、ドラマや映画、ドキュメンタリーなどにもたくさん出演されています。

メジャーになると、司会業にも挑戦します。
代表的な人は、くりぃむしちゅー、爆笑問題、ダウンタウンなどが挙げられるでしょう。
彼らがコントをしているところは、最近ではほとんど観られないほど、司会業がメインとなっているお笑いコンビといえます。

また、司会業や冠番組とまではいかなくとも、ゲストとして多数の番組に出演しているお笑い芸人もたくさんいます。

2007年に大ブレイクした小島よしおさんや柳原可奈子さんは、レギュラー番組は少ないものの、多くの番組にゲスト出演されており、彼らが出演する番組は高視聴率をマークしています。

そんなお笑い芸人がブレイクするきっかけとなる番組があります。
日本テレビの「エンタの神様」や、年末に生放送される「M-1グランプリ」などです。

「M-1グランプリ」で見事グランプリを獲得したお笑い芸人は、翌年、必ずブレイクするというジンクスがあります。
チュートリアルやブラックマヨネーズなどが、いい例です。
そのため、「M-1グランプリ」は、お笑い芸人にとって登竜門的番組の一つとなっています。

2007年末にグランプリを勝ち取ったサンドウィッチマンは、早くもグランプリ獲得翌日から、テレビ界に引っ張りだことなっているそうです。

お笑い芸人が出演される番組は視聴者の食いつきも良く、視聴率からも、いかに国民がお笑いを必要としているかが分かるといえるでしょう。

いじられキャラになる

「いじられる」という言葉があります。
これは、本来、「触られる」、「もてあそばれる」というような意味を持っていますが、最近は別の意味で使われています。
「(他人に)ちょっかいを出される」、「(他人に才能を)引き出してもらう」という意味で使われているのです。

主に、テレビ番組内で使われることが多くなっています。
例えば、バラエティー番組の司会者が気に入った出演者を見つけると、その人を前に押し出してあげるために「いじってあげよう」ということになります。
また、お笑い芸人などは、司会者にいじられることがブレイクするきっかけとなります。

俳優としてもタレントとしてもいまいちパッとしない芸能人は、いろいろな番組に出て司会者にいじられるよう努力しています。
そうすることで別の才能が開花し、芸能人としての知名度が上がってくるのです。

そのため、あえて、いじられキャラに徹する芸能人も少なくありません。

歌手でもグループの場合、一人くらいはいじられキャラが存在します。
そのいじられキャラがトーク番組などで司会者にいじられると、グループの存在がブレイクする、ということがよく起こっています。

モーニング娘。がブレイクしたのは、歌の実力もさることながら、トーク番組でのいじられキャラによるものもありました。
TBSの「うたばん」内で、とんねるずの石橋貴明さんが何人かのいじられキャラを創り出し、それが元でブレイクしたのです。

また、一般人でも、他人にいじられることで良い人間関係を保てることがあります。

いじられキャラの存在は場を和ませるものでもあり、今の時代に必要な存在となってきているのです。

流行語大賞との関係

流行語大賞は、年々、注目度が高くなってきている賞の一つといえます。

これは、「現代用語の基礎知識」で有名な、自由国民社の読者アンケートから選出されます。

最近の入賞作品を見ると、ほとんどがお笑い芸人のギャグになっています。
そのため、流行語大賞は、お笑い芸人にとっての目標となっている賞でもあり、流行語大賞にノミネートされたギャグは、多くの人に知ってもらったギャグともいえるのです。

それから、テレビ番組内で多く使われた言葉も、流行語大賞にノミネートされることが多いようです。
2000年の「おっはー」は、SMAPの香取慎吾さんがテレビ番組のキャラクターで発した言葉です。
これは子どもたちに大人気で、多くの人が挨拶代わりに使っていました。

それから、2007年に流行したタカ&トシさんの「欧米か!」や、小島よしおさんの「オッパッピー」などは、そのギャグを観たい人が多く、番組側からのオファーも殺到しました。
そのため、彼らの知名度は、どんどん広がっていきました。

ただ、お笑い芸人が流行させたギャグは、翌年には死語となっていることが多いようです。
そのギャグを使った芸人自体もテレビ界から居なくなってしまうことが多く、ある意味、流行語大賞を獲得したくない、と思っているお笑い芸人もいるようです。

打ち切りについて

「打ち切り」という言葉は、以前はあまり一般人には知られていませんでしたが、最近はよく聞かれるようになりました。

「打ち切り」はテレビ業界用語でもあり、これは「番組を終了させる」という意味になります。
予定していた放送終了日より前に、番組を終わらせてしまうことです。

主に、このような時に打ち切りになります。
番組出演者に不祥事が発生した場合や、低視聴率が続いた時などです。

番組出演者が逮捕されたり、急に亡くなってしまったりした時などは仕方がないのですが、低視聴率は阻止することができるものといえます。

しかし、最近は低視聴率番組と高視聴率番組の差が激しく、多くの番組が打ち切り状態になっています。

打ち切りになるのは、連続ドラマに多いようです。

通常、連続ドラマはワンクール11回?12回の放送になります。
台本は、ある程度決まっていますが、3話目、4話目以降は、視聴率によって作られ直すこともあります。
そのため、脚本家は大変です。
1話ごと、ドラマ進行に合わせて書き上げることがほとんどです。

低視聴率が続くと、1回分、放送が削られます。
これが「打ち切り」という状態なのです。
無理に話を終わらせてしまうこともあるため、視聴者にとって納得のいかない最終話となることもあります。

逆に、高視聴率が続くと、最終話の放送時間が10分?30分程度、拡大されることもあります。

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